どんな会社?
言わずと知れたハンバーガーチェーンの最大手です。
7割はフランチャイズ店で構成されています。
財務
自己資本比率は77.2%。
ファーストフード業界1位のゼンショーおよび3位のトリドールは26%程度ですので、比較すると非常に高いことがわかります。
資本金10億円以上の場合は平均50%と言われていますが、それよりも圧倒的に高いですね。
また、有利子負債ゼロの無借金経営企業でもあります。
業績
売上
売上はハンバーガー業界では1位、外食業界では2位です。
店舗数は日本国内で約3,000店舗と、ほぼ頭打ちの状態。
よって、これから売上を伸ばし続けるには、客単価UPや来客数増のいずれかしかないようにも感じられます。
しかし、直近9期(2014年〜2022年)連続で売上は右肩上がりの状態。
モバイルオーダーや宅配にも手を伸ばし、店舗数の頭打ちをものともしない業績を叩き出しています。
EPS
同様に、EPSは直近6期(2017年〜2022年)で安定しています。
2014年と2015年はマイナスのEPSとなりましたが、これは中国の上海福喜職人による使用期限切れ鶏肉混入のチキンマックナゲット製造や、異物混入(ナゲットにビニル片)の混入によるものでした。
また、ROEは9.4%と、外食業における平均10.3%に近似しています。
配当
配当利回りは0.7%。
外食産業は1%以下が多く、平均は0.6%程度です。
過去3年間の利回りは0.6%〜0.8%程度で推移しています。
配当金は、9期(2014年〜2022年)中は非減配でした。
決算状況
2023年12月期
https://twitter.com/kaeru_kabu/status/1689603013181407232?s=20
保有メモ
財務良好でブランド力のある企業のため、長期保有を前提とします。
保有目的:株主優待
売却検討タイミング:総合利回りが3%を下回るタイミング