どんな会社?
国内2位の家電量販店です。首都圏にビックカメラ、地方にはコジマ×ビックカメラを展開しています。
インバウンド対応で中国LCC「春秋航空」とも提携しています。
傘下に日本BS放送、コジマ、ソフマップ、ラネットがあります。
主として中国からの顧客を中心としたインバウンド銘柄でもあります。
為替は円安傾向の方が、インバウンドには追い風になりそうですね。
財務
自己資本比率は30.5%。
小売業界の平均44.3%であるため、平均以下と言えます。
業績
売上
売上は、直近5期(2020年〜2024年)で増収転換する見込みです。
アフターコロナのインバウンド回復が効いているようです。
EPS
EPSは、直近5期(2020年〜2024年)で増益転換する見込みです。
アフターコロナのインバウンド回復が効いているようです。
配当
配当利回りは1.5%。
小売業界の平均は1.6%程度なので、ほぼ平均に近い位置付けです。
優待
優待は所有株式数および保有期間に応じた株主様お買物優待券(1枚1,000円)です。
優待制度 | 基準日 | 所有株式数 | |||
---|---|---|---|---|---|
100株 以上 500株 未満 |
500株 以上 1,000株 未満 |
1,000株 以上 10,000株 未満 |
10,000株 以上 |
||
所有株式数 に応じた株主優待制度 |
2月末日 | 2,000円 (2枚) |
3,000円 (3枚) |
5,000円 (5枚) |
25,000円 (25枚) |
8月末日 | 1,000円 (1枚) |
2,000円 (2枚) |
5,000円 (5枚) |
25,000円 (25枚) |
|
保有期間 に応じた株主優待制度 |
8月末日 | 1年以上2年未満継続保有(100株以上) ※半期ベースの株主名簿に連続3・4回記録 |
1,000円 (1枚) |
||
2年以上継続保有(100株以上) ※半期ベースの株主名簿に連続5回記録 |
2,000円 (2枚) |
ちょっと複雑ですが、100株以上なら年に3,000円分の買い物優待券を頂けます。
また、1年以上保有で年に4,000円、2年以上で年に5,000円の買い物優待券にバージョンします。
買い物優待券はネットショップやコジマでも使用できるので、地方住みでも活用できそうです。
決算状況
2023年8月期
本決算
優待届いて思い出した!
\3048 ビックカメラ 23.8本決算/
■増収減益
減益要因は①物品販売事業で低粗利率商品の売上構成比増および人件費増(▲20.6%)②BS放送事業で15周年記念番組含むコンテンツ強化やスタジオ設備更新に伴う償却費増(▲18%)これはスポットに見えるものの?要注視です。 pic.twitter.com/zfs9HdULua
— カブカエル係長 (@kaeru_kabu) November 24, 2023
第3四半期
\3048 ビックカメラ/
23.8.3Q決算
⭕増収
❌減益(▲43.4%)
・配当予想および最終業績予想に修正なし🎮ゲーム好調だが、テレビ・エアコン・調理家電が低調
経営方針の1つ「EC事業の成長」に期待!減益要因が不明瞭な不安もありつつ、様子見でホールドです…。 pic.twitter.com/5aa4zW0ieG
— カブカエル/楽しみフエル (@kaeru_kabu) July 11, 2023
保有メモ
財務・業績ともにやや不安定であるため、今後の決算短信には注視していこうと思います。
長期保有することで5,000円の優待券が手に入るため、優待が主な保有目的となります。
保有目的:優待
売却検討タイミング:優待の改悪(金額の減少やネットショップの利用不可等)
以上、「持株紹介:ビックカメラ(3048)」でした。