投資状況

【振り返り】高値の相場レンジでどう動くか?(2022年2月3週目)

今週の投資状況

1.今週の振り返り

相場雑感

日経平均は27,400円-27,500円の幅で推移しました。

年間のレンジはは25,000円-28,000円なので、比較的高値圏に位置している認識です。

これによりポートフォリオは+9.9%と好調でしたが、逆に各銘柄も割高に感じてしまい、買いにくさが増してしまうのも事実。

今週は、決算が嫌気されて値崩れした連続増配銘柄や、好決算で結果的に割安となった銘柄、スクリーニングで発見した割安な銘柄への新規投資を行いました。詳細は後述します。

JTの本決算

昨年末の権利落ち日以降、株価が急落したJT。

3期決算では円安の恩恵を受けて株価が暴騰しましたが、本決算では円高以降による業績悪化で減配とみる向きもありました。

結果としては、増収増益で配当修正なしの本決算となり、ホッとしています。

様々な思惑で買う/買わないを判断しがちですが、確約された未来がない以上、「今、この瞬間で」割安と感じられる銘柄に投資していきます。

2.S株で新規取得した銘柄

(1)小林製薬

 

 

本決算以降、大きく株価を落とした小林製薬。

どうやら、次期業績予想で経常利益減の見通しとなったことが嫌気されたようです。

配当利回りこそ1%前後と高くないものの、医薬品セクターの連続増配銘柄ということもあり、新たにS株で取得を続けています。

下落時の買い増しはバリュートラップが気になりますが、ROE(自己資本利益率。経営効率を計るモノサシ)10%前後の銘柄なので、効率的に稼げており、心配はなさそうです。

しかも有利子負債はゼロの無借金経営なので、財務の健全性は抜群です。

株価が下落しているといっても8,000円前後と(個人的に)高値のため、様子を見ながら買い集めてみます。

月足チャートをみると、6,500円〜7,500円が下支えとなっているようです。

(2)東京建物

日経平均の高値水準による買いたい銘柄の減少に伴い、スクリーニングを行い発見した銘柄です。

スクリーニングの条件は、利回り4%以上、ROE8%以上、時価総額1,000億円以上、長期成長率(EPSの3-5年成長予想)1%以上です。

基本的な長期保有したいため、高配当で、経営効率が高く、減配可能性が低い銘柄を探しました。

自己資本比率の低さ(25.9%)と営業キャッシュフローの不安定さが気になりましたが、売上・EPS・現金が右肩上がりのため、買い対象としました。

タイミング的にPERも割安であり、買い判断となりました。

(3)日本特殊陶業

景気敏感株はこれまであまり取得していませんでしたが、決算後の割安さから一株購入してみました。

先述のとおり、日経平均はやや高値に位置している認識であり、株価も上向いているので追加投資はせず静観中です。

3.単元で取得した銘柄

(1)特になし

日経平均レンジが下がるまで、当面は単元取得はなさそうです。

4.気になっている銘柄

(1)愛知電機

次回3月の権利日以降、優待取得には一年継続保有が条件となります。現在の日経平均は上値なので、単元買うならもっと下落してからかなと考えるようになりました。

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