全自動の資産運用サービス「ウェルスナビ」で5年8ヶ月積立したので実績を公開します!
手数料が高いと評されがちですが、結果として良かったなという印象です。
ウェルスナビとは?
全自動型の資産運用サービスです。
投資一任型のロボアドバイザーですね。
ロボアドバイザーとは、人工知能を利用して資産運用の助言を行うサービスのこと。証券会社などが行っているAI(人工知能)を活用して、投資診断や投資アドバイス、運用などを行います。投資に関する質問に答えることで、その人に適した資産配分の提案などを受けることができます。
銘柄選定やリバランスなど、面倒な手続きは全て「お任せ」でやってくれます。
手数料が割高とも言われています。
参考:wealth navi
なぜウェルスナビをやってみようと思ったのか?
もともとiDecoや積立NISAで満額投資していたものの、どうしても余剰資金が出てしまっていました。
余剰資金は貯蓄に回すよりも投資に回したいな…ということで、米国株や積立投信に手を出していましたが、ロボアドバイザーに興味がありウェルスナビでの積立投資を始めたものです。
ウェルスナビを選定した理由は、ロボアドバイザーが複数社ある中で投資当時は最も大手だったことです。
また、手数料1%は割高に感じましたが、どのような銘柄が選定されるのかに興味があり、勉強代と割り切って開始しました。
ウェルスナビの積立実績
ウェルスナビを始めるに当たって、まず最初にリスク許容度を質問されます。
開始当時は30歳前半でしたので、リスク許容度「5」と最大値で設定しました。
2018年4月末から2023年11月末まで積立したので、積立期間は約5年8ヶ月となります。
積立金額は、初めに100万円を投入し、月に2万円ずつ積立しました。
結果として、総預入金額に対する評価益は+57%となりました。
具体的には、総預入金額約236万円に対して、評価額は371万円となりました。
5年8ヶ月の手数料で約12万円も取られていたんですね。途中から長期割が適用されていたとはいえ、これは確かに大きいといえば大きい…。
ウェルスナビのリスク許容度「5」(最大)によるポートフォリオ
個人的に興味のあった、ウェルスナビのリスク許容度「5」(最大)によるポートフォリオは以下のイメージでした。
- VTI(米国株ETF)約41%
- VEA(日欧株ETF)約35%
- VWO(新興国株ETF)約12%
- AGG(米国債権ETF)約5%
- GLD(金ETF)約4.4%
- IAV(金ETF)約3.3%
- IYR(米不動産信託)約5.3%
株式ETFで88%を占めていることになりますね。
残りの12%は、債権や不動産、金で分配されています。ちなみに、金はGLDから保有コストの低いIAVへ途中から切り替えられていたようです。
ウェルスナビので5年8ヶ月積立てしてみての感想
正直、単純に236万円が371万円に増えるっていうのは嬉しいことだな…と思いました。
手数料1%は他の金融資産と比べて相対的に割高とはいえ、リバランスも定期的に自動でやってくれてめちゃくちゃ楽ちんでしたね。銘柄もリスク許容度の合わせて自動で設定してくれますし。
また、こういう積立投資って取り崩すときに経済ショックが来ていたらどうするんだろう?という気持ちでスタートしてみましたが、元本割れしていた期間はほんの数ヶ月だけでした。
5年スパンで見ると評価額は大きくプラスに転じており、2020年頃のコロナショックが来ても元本が割れる不安がなかった点に盤石さを感じたほどです。
短期的に見ると元本割れするリスクは当然ありますが、長期・積立・分散で元本割れリスクを回避できることが実体験としてよくわかりました。
ウェルスナビで積み立てた資金は出金し、新NISAの種銭に当てようと思います。
以上、「ウェルスナビのリアル口コミ!5年8ヵ月積立実績を公開!」でした!